正常な不安と異常な不安の違い

silverです。
 
メンタルを病み、常に不安感がつきまとう
非常に辛い時期を私は経験しました。
 
克服した今、「不安」とは何だったのか、
生活する上で正しい不安とは何なのか、
考えてみます。
 
 
「正常な不安」
とは
 
何かストレスを受けた直後に感じる不安感のこと。
 
 
「異常な不安」
とは
ストレスを感じる事象がなくても感じる不安感のこと。
 
 
例えば、
 
・あおり運転をされてバックミラーを見ると
黒塗りの高級車がピッタリついてくる。
この後、どういう対応をしたらよいのか…
不安になる。
 
・ある試験の日程が分かった瞬間
まだ勉強ほとんど進んでない。
ヤバいなあと不安になる。
 
これらは、事象を受けたことによるストレスを
原因とするもので、正常な不安といえます。
 
 
一方、メンタルを病んだ状態で発生する
「異常な不安」とは、以下のような不安です。
 
・運動中に急に不安になる
・朝、目が覚めた瞬間から不安感がある
・一度不安感を感じると、考え事かできなくなる
・不安の対象が自分でもわからない
 
上記のような症状は完全にメンタルを病んいる、
または病みかかっている状態と思われます。
もしメンタルを病む前の初期症状だった場合
それを早めに自覚し、
治療や認知行動修正を行うことで
パニック障害や不安障害、ウツを未然に
防ぐことができると思います。
 
私はパニック障害を発症する前の1年間位は
自分でもはっきり覚えているくらいの
心配症、不安症な毎日でした。
心臓に器質的な異常がないにもかかわらず
自分は心臓病なのではないかと思い込む
(心臓神経症?)
症状が常にありました。
早めに、自分の神経症的な考えを
修正していれば、もしかしたら
パニック障害発症を防げたのかもしれません。
 
パニック障害鬱病などのメンタル病に
本格的にかかる前に防ぐことができたら
どんなに素晴らしいでしょうか。
もし、単なる心配症な人であっても
不安感を頻繁に、多く感じる機会が
増えてきているならば
メンタル病へのカウントダウンが
はじまっているかもしれません。
 
・ 不安感が先行しているものは全て異常です。
・ たいした事象でもないのに
 不安になるのは異常です。
・ たいした事象でないと自分では認識して
 いるのに不安になるのは異常です。
・ 体の不調(動悸、息苦しさ)が
 妙に気になるのは異常です。
 
※私は医者ではありません。
あくまで経験をもとにした持論です。
 
異常を異常だと感じられるメンタル状態にするために
呼吸法をおすすめします。
必ず自分に合った呼吸法があるはず。
メンタル病を発症する前に対処できる人が増えれば
うれしいです。
 
ではまた。
silverでした。