離人感の思い出

silverです。
 
パニック障害にどっぷり浸かっていた頃
どうにか地獄を脱したい一心で
ジョギングを始めました。
素人なりに走っている時は
メンタルの辛い症状は
やや寛解されましたが
当時、服薬もしていたこともあり
副作用なのか分かりませんが
体がフワフワ浮いているような
感覚がありました。
ジョギング中それが顕著に現れるのです。
症状が酷い時は
自分の体だけが先に走っていて
精神が体の後からついて行く
感覚がありました。
そのまま離れたらどうなるの?
死んじゃうのかなと思いました。
こんな感覚、普通じゃないな
やっぱメンタル病んでるなと感じました。
 
幽体離脱の経験はありませんし、霊感もないのですが
明らかに体が心と離れていく感覚がありました。
その感覚自体に恐怖感や不安感は
伴わないものでしたが
とても気持ち良いといえるものでは
ありませんでした。
 
離人感が出ているときは不思議と
走っているときの身体的なキツさ、
呼吸の息遣い、地面を蹴り込む感覚が
無くなっていて不思議な感覚でした。
今振り返ってみると
やはり正常なことではないです。
 
しばらくフワフワした時期が続いたと思いますが
断薬して数ヶ月も走っているうちに
離人感は消えました。
離人感が先に消え、少しずつではありますが
不安症状も減っていきました。
薬の影響だったのか今でもわかりませんが
断薬とジョギングの効果だったのでしょう(笑)
ジョギングは間違いなく
メンタル病治す力があります。
治ってなお、メンタル力を向上させる力があります。
 
鼻から2回短く吸って
口から大きく長く吐く。
足のストライドは短めに
一定のペースで30分以上
走ることができれば
ジョギングと呼吸法の相乗効果が
期待できると思います。
 
ライフワークの1つにジョギングを
とり入れることを強くお勧めします!
 
ではまた。
silverてした。